■ 鹿屋体育大学自転車競技部レポート 2009年12月

◆「東アジア大会」吉田隼人選手参加の日本チームが金メダル!

2009年12月に第5回東アジア大会が香港で開催された4年に一度行われる同大会では、初めて自車競技も導入され、「80kmチームタイムトライアルロード」で日本チームが金メダルを獲得した。

今回、鹿屋体育大学関係では男子ロードに吉田隼人選手(2年)、女子ロードにOGの萩原麻由子選手(サイクルベースあさひ)が出場。 男子ロードの代表に選ばれた吉田選手は「80kmチームタイムトライアルロード」と「140km個人ロード」の2種目にエントリーした。

日本チームは特にハードなチームロードを重点的に強化して大会に挑む方針を決め、事前の強化合宿は宮城県と沖縄県で2度に渡り行われた。
チームロードに選ばれたメンバーは、飯島誠選手(チームブリヂストンアンカー)、井上和郎選手(チームNIPPO)、 盛一大選手(愛三工業レーシングチーム)と吉田選手の4名、学生の吉田選手以外はプロとして活躍する強者達である。

アジア大会出場記念の垂れ幕を背にウィグライプロを持つ吉田隼人

アジア大会出場記念の垂れ幕を背にウィグライプロ を持つ吉田隼人選手

チームロードは常に心拍を上げ、さらに筋肉に大きな力を入れ続けなければならない自転車競技の中でも最も過酷と言われる種目である。
合宿での吉田選手は「これまで経験したことの無いハードな内容」に始めは戸惑いを見せたが、徐々にペースをつかむと日本チームの一員として十分戦力になる選手に成長していった。

実際に選手達の努力は見事に結果として現れた。
前評判では「中国が強い」との声が多数を占めた。実際、過去の国際大会での実績を見ても中国の優位性は疑いの余地の無い。 いよいよ本番がスタート。日本チームの作戦は「きつくても我慢して速いペースを一定に保つ」というもの。事前合宿でトレーニングしたことの実践である。

5km毎に監督から無線で暫定順位が届くが日本チームは序盤3位前後。日本チームはぎりぎりの状態で走っているので、他のチームも前半から飛ばしているのが容易に理解できる。
相手の力を一切利用できないチームロードは、表現が難しいほどハードなレースだ。少しでも弱気になった者から脱落していく。 信じられるのは自分とチームメイトのみである。

今回の日本チームにはハードなトレーニングに裏打ちされた信頼と力が備わっていた。徐々にライバルがペースを落とす中、日本チームは快調に飛ばし、遂に中間点では暫定トップに立った。
ライバルチームが崩れる展開はチームロードにとって最高の展開である。 日本チームはオリンピック3回出場のベテラン飯島選手が見事にリードし、限界に近い中でも安定した走りを披露。最後まで快調に走り抜けた。 その結果、日本チームが優勝。2位の本命中国チームに2分以上の大差をつけての圧勝であった。

東アジア大会のチームTTで金メダルを獲得した日本チーム 左から吉田隼人選手、井上和郎選手、飯島誠選手、盛一大選手

東アジア大会のチームTTで金メダルを獲得した日本チーム
左から吉田隼人選手、井上和郎選手、飯島誠選手、盛一大選手

レースを終えた吉田選手は「今回チームロードでは初めて経験することが多く、毎日が勉強になった。 今回自分が学んだことを鹿屋でも生かして、特に学生チームロードでは内容・順位とも他を圧倒する報告ができるようにしたい」。

さらに「今回の遠征でも香港までウィグライプロを持参した。 大会前のハードな練習でも免疫力が落ち体調を崩しそうだったのでウィグライプロを計画的且つ確実に摂取し、連続して質の高い練習を行なえた。 自らの成長を確認できて自信になったことが、本番での好成績にも繋がったので、ウィグライプロには感謝している」と話した。 ウィグライプロに支えられて世界を目指す吉田選手は順調に成長を続けている。

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