■ 鹿屋体育大学自転車競技部レポート

Jサイクルツアー開幕戦「全日本実業団クリテリウムin熊谷」
野口選手、プロ・実業団選手に交じって2位の快挙!
チームランキングでも総合2位!

ここ数年、学生のレベルを超え日本自転車界のレベルアップに貢献し始めた鹿屋体育大学自転車競技部、 今シーズンも日本自転車競技連盟の強化選手に12名が指定されている。

同部ではレベルアップを狙い「鹿屋体大BLUESKY」のチーム名で全日本実業団連盟にも加盟してJサイクルツアーに参戦しているが、 今期も男子ロード班は最上級のTRクラス(27チーム)に登録。プロ・実業団選手に交じり熱い戦いがスタートした。

今シーズン第1戦となったのは、3月21日に埼玉県熊谷市にある熊谷スポーツ文化公園で開催された「全日本実業団クリテリウムin熊谷」、 内間康平選手(3年)・吉田隼人選手(2年)は日本代表で海外遠征(ツアー・オブ・タイランド)を控えているため、今回は伊藤雅和選手(3年)、 野口正則選手(1年)、高宮正嗣選手(1年)の3人が出場した。

当日は朝から暴風雨に見舞われ、一時は中止との噂も流れたが、レースが始まる頃には運良く雨は上がり無事に最初のクラスがスタートした。 鹿屋体大の3名が出場したTRクラスは、午前中に行われた予選から各組20人ずつが勝ち上がり午後からの決勝に進むことができる。

予選1組に出場した野口選手は、中盤に1人で逃げを決めて難なく決勝出場を確定させた。 予選2組に出場した伊藤選手も逃げを決めてポイント獲得。高宮選手はゴールスプリントで決勝出場を決めた。

午後からの決勝レースは、60分+2周のハードなクリテリウム。 鹿屋体大は2月の明治神宮外苑学生クリテリウムを制し、調子を上げている野口選手がエースだ。

スタートしてから約20分後、各チームのアタック合戦が始まった。その中でもひときわ目立っていたのが鹿屋体大の伊藤選手だ。 積極的に何度もアタックを繰り返した。

鹿屋のポリシーは常に動いて苦しむことである。前方で何回も飛び出すことで選手の肉体に限界まで負荷を掛けてトレーニング効果を得ようとしているのである。 日頃から黒川監督に「結果よりも内容が大事、思い切って走れ」と教え込まれた選手達の動きに迷いはない。
場合によっては疲労困憊になり成績から見放されることもあるが、一方で積極的な走りからチャンスが生まれることも多い。 こうした走りこそファンの心を掴むような面白いレースの演出にもなるため、オルガナイザーやファンとしても嬉しい存在である。

レースはラスト2周で畑中選手(シマノレーシング)の決定的な逃げが決まり優勝。 後続は集団スプリントとなり、08年Jrアジア選手権ロードや同年のインターハイ・ケイリンでもスプリント力を見せつけて優勝した野口選手が 集団のトップでフィニッシュ。伊藤選手は19位、高宮選手は20位となった。

プロ・実業団選手に交じって2位に入った野口正則選手

プロ・実業団選手に交じって2位に入った野口正則選手

3名と少ない人数ながら全員がポイントを獲得した鹿屋体大はチームランキングでも2位に付ける上々の滑り出しとなった。

3選手は今回もレース会場で予選前、予選後、決勝前、決勝後と丁寧に ウィグライ プロを摂取し、体調をベストに整えながら戦った。
準優勝の野口選手は「大事なところで単独飛び出しを許すなど詰めが甘かった。今回の教訓を次に生かしたい。 今シーズンもウィグライ プロと一緒に戦っていきたい」とコメント。

レースシーズンは始まったばかり。ウィグライ プロに支えられた 鹿屋体大のアグレッシブな走りから目が離せない。

今回参戦した鹿屋体育大学の3選手。左から高宮正嗣選手(2年)、伊藤雅和選手(4年)、野口正則選手(2年)

今回参戦した鹿屋体育大学の3選手。左から高宮正嗣選手(2年)、伊藤雅和選手(4年)、野口正則選手(2年)


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