「第30回アジア自転車競技選手権」「第17回アジアジュニア自転車競技選手権」OG萩原選手、ポイントレースで金メダル!
元砂選手(マディソン・エリート)、黒枝選手(ジュニア・ポイントレース)がそれぞれ銅メダルを獲得!
4月5日から17日にかけてUAE(アラブ首長国連邦)のシャルジャで、「第30回アジア・第17回アジアジュニア自転車競技選手権」が開催された。
日本連盟強化選手を多数抱える鹿屋体育大学からは、エリート女子に前田佳代乃選手(2年)、上野みなみ選手(1年)、元砂勇雪選手(1年)、 ジュニア男子に早生まれのため今年までジュニアカテゴリーで走る黒枝士揮選手(1年)が出場した。
このほかエリート男子に同大学OBの清水都貴選手(チームブリヂストン・アンカー)、エリート女子に同OGの萩原麻由子選手(サイクルベースあさひレーシング)が出場、 選手27名のうち6名を鹿屋体育大学関係者が占め、鹿屋勢で金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得する活躍を見せた。
大会はロードレースから始まり、大会初日に行われたエリート女子ロードTTで萩原選手が今大会日本チーム最初のメダルとなる銀メダルを獲得。 4年前のドーハアジア大会で日本人女子初となる個人ロード金メダルを獲得した萩原選手は「銀ではダメです」とコメント、高い意識と闘志を見せた。
エリート男子ロードTTには、当初出場する予定だった選手が現地での練習中に負傷したため、急遽清水選手が出場、DHバーなどの装備も揃わず16位という結果に終わった。
エリート女子ロードレースは、実績のある萩原選手が徹底マークされ逃げが決まらない。 最後は集団でのゴールスプリントとなり萩原選手が日本人トップの8位入賞となった。このレースには新入生の上野選手も出場。 上野選手は昨年モスクワで行われたジュニア世界選手権ポイントレースで日本人女子初となる銅メダルを獲得した期待の新人だ。 途中落車しかけるというハプニングに見舞われながらも、37位で完走。ジュニア男子ロードレースには新入生の黒枝選手が出場、日本人トップで9位。
ロード最終日に行われたエリート男子ロードレースは、序盤から9名の選手が逃げ、日本からは宮澤崇史選手(TEAM-NIPPO)と清水選手がこの集団に入っていた。
結局この逃げが終盤まで続き、さらにラスト1周で飛び出したイランの選手が逃げ切り優勝、集団のゴールスプリントを制した宮澤選手が2位となり銀メダルを獲得。
清水選手は宮澤選手をアシストしながら自らも8位入賞を決めた。
中1日をあけて始まったトラックレース。鹿屋関係者は清水選手を除く5名が出場。
昨年度までジュニアカテゴリーで活躍した前田選手や元砂選手、上野選手は今回がエリートとして初の国際大会。
今後が期待される若手がどこまで通用するか注目が集まった。
鹿屋勢で最初に出場した前田選手はエリート女子500mTTで5位入賞。 前田選手は昨年のジュニア世界選手権同種目で鹿屋OG遠藤友子選手のJr日本記録を7年ぶりに塗り替え、昨年の全日本選手権でも短距離2冠となった逸材。 日本の整備された走路に慣れているためか、今回は走路の悪さに苦戦し思うような走りが出来なかった。
エリート男子ポイントレースには元砂選手が出場し4位入賞を決めた。 外国勢3名での逃げを許してしまい惜しくもメダルには届かなかったが、元砂選手も昨年のジュニア世界選手権でこの種目日本人過去最高の銀メダルを獲得した実績ある若手だ。
エリート女子ポイントレースには初日のロードTTで銀メダルを獲得した萩原選手が出場。 萩原選手はスタートして早々香港選手と2人で集団を抜け出しラップに成功。そのまま再度2人で集団を抜け出し2ラップ。
勝負は完全にこの2人に絞られたが、その後も萩原選手の勢いはとどまるところを知らずポイントを重ねていく。 結局51pを獲得して圧勝。見事今大会日本勢初の金メダル獲得となった。 アジア選手権の金メダル獲得は、同時に世界選手権への切符を手にしたこともあらわしている。 萩原選手はロードをメインで活躍しているだけに、今後の動向から目が離せない。
団体種目でも、鹿屋関係者は活躍した。エリート男子団体追抜には、元砂選手が出場。今回は全員大学生という若い構成で挑んだ日本チームは7位だった。
エリート女子チームスプリントには、第1走として前田選手が出場。5位ながらも、この種目の日本記録を更新。
そして、エリート女子団体追い抜きでは上野選手と萩原選手が出場し、こちらも5位となり、この種目でも日本記録を更新した。
大会最終日。この日は鹿屋からは元砂選手が、早稲田大学の佐々木選手とペアを組み、エリート男子マディソンに出場、元砂選手はポイントレース4位の悔しさを晴らし見事3位に入り銅メダルを獲得した。 また、ジュニア男子ポイントレースに出場した黒枝選手も同じく銅メダル。
元砂選手、黒枝選手はともにスーパー高校生として数々の全国優勝はもちろん、ジュニア日本代表として世界でも活躍した期待の新人、今後の日本を担う選手になるのは確実と見られている。
暑い気候と悪い走路に悩まされた印象が強い日本チームの中で、世界で活躍する鹿屋体育大学のOB・OGと強力新人の活躍が目立った今大会。 選手達は日本から持ち込んだウィグライ プロを丁寧に摂取しながらベストな状態でレースに挑み確実に実績を作っていった。
今年のシーズン後半には4年に1度のアジア競技大会が中国広州で開催される。
鹿屋体育大学からは8年前に1名、前回2名が出場し金メダルを獲るなど日本の中心を担っている。
同チームの黒川剛監督は「次のアジア大会では3名以上の出場と複数メダルの獲得を狙う。
そこをステップアップにロンドンオリンピックへの出場につなげたい。当然厳しいトレーニングが必要となるのでウィグライ プロで頑張りたい」と力強く語った。
アジア自転車競技会に出場した鹿屋体育大学のメンバー。
左から上野みなみ選手、黒枝士輝選手、元砂勇雪選手、前田佳代乃選手
■ スポーツサプリメント「ウィグライ プロ」でベストな状態でレースに挑み確実に実績をあげる鹿屋体育大学自転車競技部
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